『国際生活』とは

理事長挨拶

ロシア連邦外務大臣 ラヴロフ・セルゲイ

『国際生活』の記事を見ると、1922年のジェノア会議とラパッロ条約から、欧州大西洋地域、アジア太平洋地域、およびその他の地域における安全保障と協力のための新しい仕組みづくり、紛争解決のための和平工作といった新生ロシアによる外交政策にいたるまで、ほぼ1世紀にわたる我が国の外交の歴史の各段階を振り返ることができます。

『国際生活』の編集方針はいつでも、高いプロフェッショナリズムを維持すると同時に、国際関係の専門家だけでなく、ロシアの外交政策に関心のあるすべての人々に、外交の世界における重要な事件や登場人物、現代における今日的問題、そして我が国の外交路線を、分かりやすく解説するというものでした。

『国際生活』はいまや、国際関係分野において最も権威のある出版物の一つであるとともに、質の高い情報と分析のための一次資料でもあり、外交の専門家たちだけでなく、国内外の幅広い読者のニーズにこたえるものであります。世界は急速に変化し、電子メディアとの競争も激しくなる中で、『国際生活』はいち早く、インターネット・ポータルなどの新しい情報技術を取り入れてきました。

ロシア外務省は、『国際生活』編集部との緊密で建設的な関係を高く評価し、ロシアの外交政策を効果的に実現していくため、実のある協力をさらに進めたいと思います。

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『国際生活』はロシア連邦外務省を発起人とする、国際政治、外交、国家安全保障の問題を取り扱う月刊誌です。

創刊号は1922年、『外務人民委員部週報』として出版され、1954年に『国際生活』として、月刊誌として復刊しました。今日、ロシア国内だけでなく、世界各国においても幅広い読者を獲得しています。

ロシア連邦外務大臣であるラヴロフ・セルゲイが理事長を務め、編集局では、ジャーナリストで国際関係専門家としても知られるアガネシャン・アルメンが編集長を務めます。


編集長挨拶

『国際生活』編集長 アガネシャン・アルメン

我々のモットーである「考える人のための雑誌」は、単なるPRのための宣伝文句ではありません。『国際生活』は、エリートや限られた専門家だけを対象とするものではないのです。なぜなら、「通りすがりの人」であっても、考えていることには違いないからです。今日の世界において、ローカルなニュースや事件であれ、そのほとんどすべてに、グローバルな文脈が影響するようになりました。グローバリゼーションによって、世界はより、相互依存するようになったわけです。その世界を解明し、理解し、思考のきっかけをつくる、これが我々の使命です。

我々は、我が国の外交官たちを誇りに思っています。かつて、グリバヨードフ、チュッチェフ、ゴルチャコフ、レオンチエフの時代には、詩人のペンと批判的精神が、深い責任感と献身的プロフェッショナリズムと手をたずさえていたものですが、我が国の外交官たちも、その伝統を受けついでいるのです。

一方で我々は、多くの国々から、国際政治に対する様々な見方や考え方をもった人々の寄稿を歓迎いたします。我々は「非常に文系な」雑誌かもしれません。文化問題や、ロシア国内外の新刊に対する書評、国際関係の歴史やアーカイブ資料など、我々にとってそれは、決して付録ではなく、優先課題の一つであります。

『国際生活』が、「外務省の職場的機関誌」であったことは一度もありません。『国際生活』は、何十年にもわたって培われてきた、ロシアにとっての国際的ブランドなのです。まさにそのような出版物として、ロシアと世界の読者たちに向けて、『国際生活』は立ち帰ろうとしているのです。執筆者および読者の皆様、そしてご支援をいただいておりますすべての友人の皆様に、感謝の気持ちを述べさせていただきます。

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