WHO IS MR BIDEN? ジュネーブ会談後も解けない謎

オレーグ・カルポビッチ ロシア外務省附属外交アカデミー 現代国際問題研究所 所長 ニキータ・トレチャコフ ロシア政治学会 エキスパート (翻訳:青林桂) ジョー・バイデンが第46代米大統領に就任してから5か月が経過した。この間、米国は様々な内政・外交課題に直面し、政府は都度迅速な対処を余儀なくされた。こうした課題に対するバイデン政権の反応は、さらにオバマ政権やトランプ政権が講じた対策と比較すること

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ロシア外務省:アメリカにとって快適なヘゲモニーは過去のものとなった

アメリカのジョー・バイデン大統領が、ロシア経済は核兵器と石油のみに依存していると述べたことについて、ロシア外務省報道局のアレクサンドル・ビカントフ次長は、それは間違った考えに基づいているとの考えを明らかにした。リアノーボスチ通信が伝えた。 バイデン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「問題」を抱えており、「それは彼をより危険な存在にしている」と話した。バイデン大統領はジュネーブで実施さ

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欧州委員会、「スプートニクV」のEU承認にはデータが不足

欧州委員会のウルスラ・フォン・デル・リャイエン委員長は、欧州医薬品庁(EMA)がロシア製コロナウイルスワクチン「スプートニクV」を承認するための十分なデータを持っていないことを明らかにした。 リャイエン委員長はそのため、今に至るまでEMAはロシア製ワクチンを承認できていないと指摘し、「EMAへの申請はかなり前に行われているが、供給側は安全性を確認するための十分なデータを提供していない。これが疑義と

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日本とバルト諸国  その対中国戦略に果たす役割

オレグ・パラモーノフ ロシア外務省国際関係大学東アジアSCO研究センター上級学術研究員 7月上旬、日本の茂木敏充外務大臣は初めてのバルト諸国歴訪を実施した。今回の歴訪の表向きの理由は、日本が常任理事国を務めていた国際連盟の100周年というものだった。日本の各メディアは今回の歴訪の目的を、国際舞台において増大する中国の影響力の抑止と報じている[1]。結果をみても、それに疑問はないだろう。 日本がEU

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グルシコ外務次官、米国は黒海での情勢緊迫化の責任をロシアに負わせようとしている

ロシアのアレクサンドル・グルシコ外務次官はリアノーボスチとのインタビューに答えた中で、アメリカ海軍ヨーロッパアフリカ軍のロバート・バーク提督の声明が極めて危険なものであり、黒海での情勢緊迫化の責任を押し付けようとするものだ、と語った。 グルシコ外務次官は、「きわめて危険な声明だ。あからさまに武力行使を脅迫するものだ。あり得べき情勢緊迫化の責任を、狂った人間から健全な人間へと押し付けようとする試み」

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ナリィシキン対外諜報庁長官、ロシアの選挙に対する外国介入について警告

ロシア対外諜報庁のセルゲイ・ナリィシキン長官は、2021年9月のロシア議会選挙および2024年の大統領選挙において、外国による選挙介入が準備されていることを警告している。 YouTubeチャンネル「ソロヴィヨフLive」に出演したナリィシキン長官は、「我々の敵は全力で準備を進めている」と語った。 ナリィシキン長官によれば、どこで行動すべきか、どこで対策すべきか、ロシアは情報を持っている。「ロシアの

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ブルガリア、ワクチン接種の判断ミスにより1万人が死亡

ブルガリアのストイチョ・カツァロフ保健大臣は、国民へのCOVID-19ワクチン集団接種の判断ミスにより、約1万人が死亡したことを明らかにした。タス通信が伝えた。 カツァロフ保健大臣は、「ブルガリア政府はワクチン集団接種において、60歳以上の高齢者および重篤な疾患を持つ患者への優先的接種を実施しなかった。専門家らの意見によれば、この判断ミスにより、パンデミックの第二波で約1万人が死亡した。このうち約

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ジュネーブで露米戦略安定協議が実施

リアノーボスチ通信が関係者の話として伝えたところによると、交渉は約7時間行われた。 交渉終了後アメリカ国務省は、協議が専門的で中身の濃いものになったことを明らかにしている。両国は9月末にもう一度協議を実施することで合意し、事前の非公式協議も実施する予定。 ロシア側団長はセルゲイ・リャプコフ外務次官、アメリカ側団長はウェンディ・シャーマン国務副長官。 7月27日セルゲイ・リャプコフ外務次官は、ロシア

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ザハロワ報道官、イラクなどに「小さな痕跡」を残さないよう米国に提案

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、アメリカがイラク、リビア、シリア、アフガニスタンに「小さな痕跡」を残していくことについて、それを残していかないよう提案した。これは、米国統合参謀本部のジョン・ハイテン副議長の発言に対するコメントとしてのもの。 ハイテン副議長は、イラクとアフガニスタンでの経験に基づいて、アメリカは中東でどう行動する必要があるかを理解していると指摘し、「アフガニスタンの状況とイ

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ポーランド外務次官、「ノルドストリーム2」の建設阻止への功績を語る

ポーランドのマルチン・プシダチ外務次官はPolskie Radioへのインタビューのなかで、もしポーランド外交の努力がなければ、ガスパイプライン「ノルドストリーム2」はとっくに完成していただろうとの考えを表明した。 プシダチ外務次官はまた、現在、ガスパイプラインの完成を認めるような合意がドイツとアメリカとの間でなされたことに対して、多くの反対の声が上がっていることは当然だと指摘した。 「指摘してお

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