大祖国戦争におけるソ連の調停者としての任務と現代の文化外交

ヴィクトル・オレーヴィッチ ジャーナリスト、政治学者 (翻訳:福田知代)  大祖国戦争は、旧ソ連のすべての国民、独立国家共同体のすべての構成国、さまざまな民族や教派の代表者および、さまざまな政治的・経済的・社会的制度を持つ国家の住民の歴史的記憶の中に、爪痕を残した。戦時中の出来事や、偉大な勝利へと導いたソ連人民の英雄的な努力に関する記憶を保存しようという努力は、近年、現在の反ロシア的なイデオロギー

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トルクメニスタンの国家としての柱―独立と中立

バティル・ニヤズリエフ 駐ロシア・トルクメニスタン特命全権大使 (翻訳:中村有紗) 9月27日、トルクメニスタンの人々は、独立30周年という近代史における重要な出来事を、広くそして厳粛に迎えました。これについてトルクメニスタンのグルバングリー・ベルディムハメドフ大統領は、独立は国家全体の発展の基礎であり、国の社会政治的、経済的、精神的生活の根本的な変化へのカウントダウンが始まったと述べました。 も

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大ユーラシアパートナーシップ構想の拡大促進:国家・企業・国際機構の利害の一致

キリル・バルスキー ロシア外務省特命全権大使 セルゲイ・クラシリニコフ ロシア産業起業家同盟副会長兼二国間協力部常務理事 セルゲイ・ミフネーヴィチ ロシア産業起業家同盟多国間協力・統合部常務理事、政治学博士候補 (翻訳:青林桂)  メガリージョナリゼーションとは、今日の世界経済体制の発展段階における主要トレンドの一つである。これは、個別の地域あるいはマクロリージョナルな下位構造を、単一のメガリージ

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バルト諸国の歴史政策がロシアとEUとの関係に与える影響

セミョーン・ボイコフ ロシア連邦外務省外交アカデミー博士課程 (翻訳:福田知代) 「歴史政策」という用語は、政治的実践のカテゴリーとして、1980年代にドイツ連邦共和国で初めて用いられ、その後、2000年代にポーランドで使われていた。ロシアの歴史学者A.I.ミレルが指摘しているように、歴史政策とは、国家、行政および財政資源を、歴史および記憶の政治の分野において、支配層のエリートのために活用すること

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ロシアとチェコの関係は今、重大な危機に瀕している

アレクサンドル・ズメーエフスキー 駐チェコロシア連邦特命全権大使 (翻訳:福田知代) 2021年6月22日付け、チェコの日刊紙«Haló noviny»に掲載されたインタビュー。http://www.halonoviny.cz/articles/view/55551971 «Haló noviny»:ロシアもその構成主体であったソビエト連邦に、ナチスドイツが宣戦布告なしに攻撃を行い、「バルバロッサ

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ヴァルダイクラブ:開発と安全の挑戦に立たされるロシアとウズベキスタン

ユーリー・メンシコフ  編集委員 9月20日、タシケントで、国際ディスカッションクラブ「ヴァルダイ」とウズベキスタン共和国大統領府付属戦略地域研究所との間で、「協力の新しい歴史的段階における開発と安全の挑戦に立たされるロシアとウズベキスタン」と題した会議が行われた。最初のセッションは、中央アジアにおける改革と開発を扱い、専門家らがロシアとウズベキスタンの双方のアプローチおよび二国間関係の人的交流に

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キリル文字からラテン文字に切り替えるメリットは?

ウラジスラフ・グレヴィッチ 『国際生活』エキスパート ソ連邦の崩壊後、かつての連邦構成共和国の一部において、キリル文字からラテン文字へのアルファベット切り替えの動きが今に至るまで続いている。その最初の例となったのはアゼルバイジャンであり、また最近ではカザフスタンもそれに続こうとしている。その間、モルドバ、ウズベキスタン、トルクメニスタンがラテン文字への切り替えに取り組んだ。カザフスタン政府は201

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ラヴロフ外相、「クリミアプラットフォームはいつもの魔女集会」

セルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、ウクライナで開かれる「クリミアプラットフォーム」では、欧米諸国が引き続き、キエフ政権の人種主義とファシズムを助長し続ける、との考えを表明した。 Facebook 上で直接放送を聞くことができる。 ラヴロフ外相は、「一週間後、いつもの魔女集会である『クリミアプラットフォーム』が開催される。欧米諸国はそこで、ウクライナ政府によるネオナチズム的、人種主義的風潮を助長すること

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連邦国家の20年 成果と教訓

連邦国家を発展させるためには、双方から働きかけ、お互いに歩み寄る方法を模索し、両国民に理解され、求められる統合の枠組みを作る必要があります。私たちがかつて一つの国に住んでいたとしても、その記憶が、子や孫が連邦国家に住みたいと思うことを保証してくれるとは思えません。そうではなく、生活環境や考え方、政治が変わり、国自体が変わり、新しい世代が育っているのです。最近のベラルーシでの出来事は、それをはっきりと証明しています。

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ベラルーシの政治情勢について

ミンスクにとっての深刻な課題は、ベラルーシの社会で親欧米派の感情が高まっていることです。現在、人口の約4分の1がその影響を受けていると考えられます。しかし、この割合は30歳以下の年齢層でより高くなっています。国内の親欧米派の活動家やNGOの資金調達や活動のネットワークがさらに活発化し、海外でもヴィリニュスやワルシャワを中心に彼らを支援するインフラが充実していくことが予想されます。

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