メルケル首相、25年後の欧州はガスの輸入に依存しない

ドイツのアンゲラ・メルケル首相はウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領と会談し、ヨーロッパは気候中立の達成を望んでおり、25年後にはガスの必要量は今よりも大幅に少ないものになる、との考えを示した。タス通信が伝えた。 メルケル首相は、「2050年に向けて一歩一歩、ヨーロッパは気候中立を目指す。それが意味するものは、最悪でも25年後には、ロシアからヨーロッパへのガスはすでに供給されないか、もしく

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露独首脳会談、モスクワで8月20日に開催

8月20日、ロシアのプーチン大統領とドイツのメルケル首相との首脳会合がモスクワで開催される。ロシア大統領府公式サイトが明らかにした。 そのなかでは、「様々な分野における両国の協力の現状と展望を議論し、国際問題および地域問題についても検討される」という。 7月21日、プーチン大統領とメルケル首相は電話会談を実施。ドイツと欧州連合のエネルギー安全保障を強化することを目的とする「ノルドストリーム2」は、

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ミャンマー・スパイラル

グレブ・イワシェンツォフ 特命全権大使 (翻訳:福田知代) 歴史はらせん状に発展する――そう主張したのは、古代ギリシアの著述家・歴史家であったクセノポンである。この言説が生まれてから、約2500年。この言葉は、ミャンマー連邦共和国の現在の状況にも当てはまるだろうか。 数十年間に渡り、ミャンマーでは軍事政権が行われてきた。2008年に可決された憲法は、国内で複数政党選挙制度への道を開いたが、同時に、

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ラヴロフ外相、「クリミアプラットフォームはいつもの魔女集会」

セルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、ウクライナで開かれる「クリミアプラットフォーム」では、欧米諸国が引き続き、キエフ政権の人種主義とファシズムを助長し続ける、との考えを表明した。 Facebook 上で直接放送を聞くことができる。 ラヴロフ外相は、「一週間後、いつもの魔女集会である『クリミアプラットフォーム』が開催される。欧米諸国はそこで、ウクライナ政府によるネオナチズム的、人種主義的風潮を助長すること

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WHO IS MR BIDEN? ジュネーブ会談後も解けない謎

オレーグ・カルポビッチ ロシア外務省附属外交アカデミー 現代国際問題研究所 所長 ニキータ・トレチャコフ ロシア政治学会 エキスパート (翻訳:青林桂) ジョー・バイデンが第46代米大統領に就任してから5か月が経過した。この間、米国は様々な内政・外交課題に直面し、政府は都度迅速な対処を余儀なくされた。こうした課題に対するバイデン政権の反応は、さらにオバマ政権やトランプ政権が講じた対策と比較すること

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ロシア外務省:アメリカにとって快適なヘゲモニーは過去のものとなった

アメリカのジョー・バイデン大統領が、ロシア経済は核兵器と石油のみに依存していると述べたことについて、ロシア外務省報道局のアレクサンドル・ビカントフ次長は、それは間違った考えに基づいているとの考えを明らかにした。リアノーボスチ通信が伝えた。 バイデン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「問題」を抱えており、「それは彼をより危険な存在にしている」と話した。バイデン大統領はジュネーブで実施さ

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欧州委員会、「スプートニクV」のEU承認にはデータが不足

欧州委員会のウルスラ・フォン・デル・リャイエン委員長は、欧州医薬品庁(EMA)がロシア製コロナウイルスワクチン「スプートニクV」を承認するための十分なデータを持っていないことを明らかにした。 リャイエン委員長はそのため、今に至るまでEMAはロシア製ワクチンを承認できていないと指摘し、「EMAへの申請はかなり前に行われているが、供給側は安全性を確認するための十分なデータを提供していない。これが疑義と

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日本とバルト諸国  その対中国戦略に果たす役割

オレグ・パラモーノフ ロシア外務省国際関係大学東アジアSCO研究センター上級学術研究員 7月上旬、日本の茂木敏充外務大臣は初めてのバルト諸国歴訪を実施した。今回の歴訪の表向きの理由は、日本が常任理事国を務めていた国際連盟の100周年というものだった。日本の各メディアは今回の歴訪の目的を、国際舞台において増大する中国の影響力の抑止と報じている[1]。結果をみても、それに疑問はないだろう。 日本がEU

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グルシコ外務次官、米国は黒海での情勢緊迫化の責任をロシアに負わせようとしている

ロシアのアレクサンドル・グルシコ外務次官はリアノーボスチとのインタビューに答えた中で、アメリカ海軍ヨーロッパアフリカ軍のロバート・バーク提督の声明が極めて危険なものであり、黒海での情勢緊迫化の責任を押し付けようとするものだ、と語った。 グルシコ外務次官は、「きわめて危険な声明だ。あからさまに武力行使を脅迫するものだ。あり得べき情勢緊迫化の責任を、狂った人間から健全な人間へと押し付けようとする試み」

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ナリィシキン対外諜報庁長官、ロシアの選挙に対する外国介入について警告

ロシア対外諜報庁のセルゲイ・ナリィシキン長官は、2021年9月のロシア議会選挙および2024年の大統領選挙において、外国による選挙介入が準備されていることを警告している。 YouTubeチャンネル「ソロヴィヨフLive」に出演したナリィシキン長官は、「我々の敵は全力で準備を進めている」と語った。 ナリィシキン長官によれば、どこで行動すべきか、どこで対策すべきか、ロシアは情報を持っている。「ロシアの

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