考える人のための外交雑誌『国際生活』とは

『国際生活』はロシア連邦外務省を発起人とする、国際政治、外交、国家安全保障の問題を取り扱う月刊誌です。

創刊号は1922年、『外務人民委員部週報』として出版され、1954年に『国際生活』として、月刊誌として復刊しました。今日、ロシア国内だけでなく、世界各国においても幅広い読者を獲得しています。

ロシア連邦外務大臣であるセルゲイ・ラヴロフが評議会議長を務め、ジャーナリストで国際関係専門家としても知られるアルメン・アガネシアンが編集長を務めます。

外務省とのつながりにより、ロシアの対外政策および外交について、高い信頼性を持った発信を行い、ロシアと国際社会が直面する政治経済問題に対して、様々な角度からの客観的分析を行うことが可能となっています。

日本語版は、モスクワの『国際生活』編集部との合意により、有志の日本人翻訳者によるプロジェクトとして、オンラインで記事を発信しています。

世界には同じ問題に対しても、様々な立場から、様々な視点による見方が存在しています。この『国際生活』日本語版が、そのような見方のひとつを知るきっかけとなり、国際的な相互理解の一助となることを願っています。