セルゲイ・ラヴロフ外務大臣からの祝辞

雑誌『国際生活』編集長
A・G・アガネシアン様

外務省職員を代表して、また私個人からも、貴殿および『国際生活』のすべての職員に対して、創刊100周年という記念すべき日を心よりお祝い申し上げます。

20世紀、『国際生活』は外務省職員の友好関係の不可欠な一部として、自らの良き伝統を築き上げてきました。掲載された論文はいつでも、主要な外交問題に関する質の高い専門性と深い分析で、ほかとは違っていました。

今日、『国際生活』は、国際舞台で起こっている複雑なプロセスに関して、包括的かつ多面的な評論を続けています。重要なのは、すでに評価されている学者の方々の論文のみならず、これからの駆け出しの若い研究者の方々の論文も投稿できるということです。また『国際生活』の主催による数多くの学術会議の重要性も失われていません。

諸先輩方の経験を創造的に発展させていくことで、皆さんの雑誌がこれからも、外務省の活動に対する情報分析の支えとして、有益な貢献をされることを期待しております。

貴殿および皆様に対して、ご健勝をお祈りし、国のための仕事においてのますますのご成功をお祈り申し上げます。

2022年3月20日
S・ラヴロフ