ロシアのドミトリー・ぺスコフ大統領報道官は、ロシアとポーランドの関係の好転は望めないとの考えを示した。
ぺスコフ報道官は、「ポーランド政府の行動から考えると、二国間関係においては何も好転は望めない。ポーランド政府においては嫌ロシア感情に取りつかれていることが明らかであり、ロシアと関係するすべてのものに対するアプローチにおいて、冷静さを完全に失っている。何らかの熟慮された行動をとる可能性がなくなっている。それは看過されるものではない」と指摘(リアノーボスチ通信より引用)。
これより先、ドミトリー・メドヴェージェフ安全保障会議副議長は、統一ロシアの党員に対する制裁を提案したポーランドのマテウス・モラヴェツキ首相について、嫌ロシア感情で「完全に脱線している」と述べていた。
安全保障会議のオレグ・オシポフ副議長補佐官はメドヴェージェフ氏の発言として、「嫌ロシア感情に取りつかれて完全に脱線したモラヴェツキ首相は、統一ロシアの全党員に対する制裁を提案しているが、これに対して、PiSというおかしな名前のポーランド政党のすべての党員及びそれに票を投じたすべての人に対する同様の制裁を検討することができるだろう」と伝えている。
2021年末の時点で、統一ロシアには230万人以上の党員が登録されている。
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