カタールとサウジアラビアの対立:隣接諸国の関係のパラダイムにおける決定要因の一つとして

イーゴリ・エゴロフ M.V. ロモノソフ記念モスクワ国立総合大学附属アジア・アフリカ諸国大学東洋政治学講座博士課程 (翻訳:福田知代)  20世紀のペルシャ湾における国際関係のパラダイムは、アメリカ、イギリス、ソ連など大国の国益によって決定されていた。この中で、地域の産油国間の関係は、その複雑さと多義性にも関わらず、二の次にされてきた。湾岸協力会議が1980年代初頭に設立されたあとは、共通の通貨と

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