米国の外交戦略におけるイデオロギー化について

カマルディン・ガジエフ ロシア科学アカデミーE.M.プリマコフ記念世界経済・国際関係国立研究所主任研究員 E.M.プリマコフ 国立世界経済・国際関係研究所 教授、歴史科学博士 (翻訳:中村有紗) リンカーン大統領はこのように主張しました。「アメリカは外敵によって破壊されることはない。それは、私たちが失敗して自由を失ったときにのみ破壊される」[1]。近年、アメリカ人は望むと望まざるとにかかわらず、致

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ロシアとチェコの関係は今、重大な危機に瀕している

アレクサンドル・ズメーエフスキー 駐チェコロシア連邦特命全権大使 (翻訳:福田知代) 2021年6月22日付け、チェコの日刊紙«Haló noviny»に掲載されたインタビュー。http://www.halonoviny.cz/articles/view/55551971 «Haló noviny»:ロシアもその構成主体であったソビエト連邦に、ナチスドイツが宣戦布告なしに攻撃を行い、「バルバロッサ

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「ストラテジック・トライアングル」と欧州

ウラジミール・バトゥーク ロシア科学アカデミー アメリカ・カナダ研究所主席研究員、歴史学博士 (翻訳:青林桂) 米国・中国・ロシアからなる「ストラテジック・トライアングル」は、世界が米国とソ連という「超大国」を筆頭とする二つの軍事・政治ブロックに分断されていた冷戦時代に地政学的現実となった。米国は、社会主義超大国であるロシア・中国の二国関係が強化されぬよう、米国が各々と最適化された関係を維持しなが

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