(写真:タス通信)

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、G20サミットが行われているローマにて、アントニー・ブリンケン国務長官とは会談しなかったものの、ジョー・バイデン大統領とは話し合ったことを明らかにした。

10月31日、記者団からの質問に答えたラヴロフ外相は、「トニー・ブリンケンとは会っていない。というのも、ローマに来ているのかどうかさえ聞いていない。その代わり、昨日、ディナーの場でバイデン大統領と話すことができた」と語った。

10月6日、アメリカ側の提案により、ラヴロフ外相とブリンケン国務長官との間で電話会談が開かれていた。

会談では、イランの核問題をめぐる包括的共同行動計画の完全な履行の再開についての意見交換が行われたとともに、両国間の多岐にわたる問題が議論された。

By KokusaiSeikatsu

『国際生活』はロシア連邦外務省を発起人とする、国際政治、外交、国家安全保障の問題を取り扱う月刊誌です。創刊号は1922年、『外務人民委員部週報』として出版され、1954年に『国際生活』として、月刊誌として復刊しました。今日、ロシア国内だけでなく、世界各国においても幅広い読者を獲得しています。