ウクライナのメリニク大使、文化遺産に対する賠償をドイツに要求

ウクライナのアンドレイ・メリニク駐ドイツ大使はドイツに対して、第二次世界大戦で失われた文化遺産、および20年前に無償で引き渡されたバッハ・アーカイブの賠償金を求める権利があることを明らかにした。

ヨハン・セバスチャン・バッハの楽譜アーカイブは、文化的には限りなく価値のあるものであり、金額に換算すると数百億ユーロに上るが、2001年にガーハード・シュレーダー内閣に対して、無償で贈与された。ウクライナではそれに対し、法的に問題があったとの意見が存在している。

メリニク大使はこの理由により、バッハ・アーカイブの引き渡し20周年を記念するコンサートへの参加を取りやめ。メリニク大使は、ウクライナが「ナチスの占領時代における文化的損失に対する賠償を受けていないこと、さらにはEU加盟における政治的支援がないこと」を指摘している。

文化問題については、ウクライナはロシアとの間でも問題を抱えている。ロシア連邦検察庁は、ウクライナを欧州人権裁判所に提訴する考えを示しており、その理由として、教育機会の損失を含む、ロシア語話者への差別、ジャーナリストおよび報道関係者への嫌がらせ、テロ対策の名目のもとで行われているドンバス住民への野蛮行為、クリミアへの海上封鎖、ウクライナ領空を封鎖しなかったことがMH17便の事故につながったことなど、ウクライナ政府の国境における行為が挙げられている。

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