ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、アメリカがイラク、リビア、シリア、アフガニスタンに「小さな痕跡」を残していくことについて、それを残していかないよう提案した。これは、米国統合参謀本部のジョン・ハイテン副議長の発言に対するコメントとしてのもの。
ハイテン副議長は、イラクとアフガニスタンでの経験に基づいて、アメリカは中東でどう行動する必要があるかを理解していると指摘し、「アフガニスタンの状況とイラクの状況は、中東での脅威を無視するべきではないことを示唆しているが、我々の身体は中国とロシアからの脅威に対応する必要があることから、小さな痕跡を残していくことで対処しなくてはならない」と発言した。
ザハロワ報道官はこれに対し、自らのテレグラムでコメントし、「(中国とロシアからの脅威に)身体を向ける前に、その『小さな痕跡』とやらをイラク、リビア、アフガニスタン、シリアから取り去ったらいいのではないか?」と提案した。
26 июля Президент США Джо Байден и премьер-министр Ирака Мустафа аль-Кадими объявили о соглашении по прекращению миссии американских военных в Ираке до конца года. Ранее неназванный источник в администрации Белого дома сказал, что иракские силы безопасности «прошли испытания боевыми действиями» и доказали свою «способность» защищать свою страну, однако американские военные, при этом продолжат оказывать иракским коллегам консультационную помощь. При этом чиновник добавил, что в администрации Байдена по-прежнему признают террористическую группировку «Исламское государство» (ИГ, ИГИЛ – запрещена в России) значительной угрозой.»
7月26日、アメリカのジョー・バイデン大統領とイラクのムスタファ・アルカジミ首相は、今年中にアメリカ軍のイラクでの駐留を終了させることで合意していた。これより先、ホワイトハウスの匿名筋の情報では、イラク治安軍は「戦闘の試練を乗り越え」自らの国を守る「能力」を証明したものの、アメリカ軍は顧問としての支援を継続する、とされていた。また同じ情報によれば、バイデン政権は引き続き、テロ集団「イスラム国」が主要な脅威であるとの認識であるという。