ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、国連安全保障理事会からロシアを除名すべきとのウクライナ側の呼びかけについて、無視すべきものだとコメントした。
ラジオSputnikに出演したザハロワ報道官は、ウクライナ外務省の声明に対してロシアはいかに反応すべきかとの質問に対して、「何もすべきでない。これは犬が吠えても、キャラバンが止まらないのと同じだ」とコメントした。
かつて2019年、ジュネーブで開催された第72回世界保健総会において、ウクライナのウリヤナ・スプルン保健相代行(当時)は演説の中で、国連安保理におけるロシアの存在を「我慢」するのはやめようと呼びかけ、ロシアの資金を絶ち、対ロ制裁を拡大すべきだと主張した。ザハロワ報道官はこの発言に対して、「民族主義者で反ロシア主義者だ。真の扇動者だ。彼女が本当の害をもたらしているのはロシアに対してではなく、ウクライナ国民に対してだ」とコメントしていた。
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