ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は自らのテレグラムチャンネルにて、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官が発表した「Welcome Corps」イニシアティブは、アメリカにやってくる難民及びアメリカ国民に対する「驚くべき、まさにアメリカ的な偽善行為である」との考えを示した。
ザハロワ報道官は、「アメリカ政府は、イラク、シリア、リビア、アフガニスタンにおいて数十万人の難民を作り出した。さらにいまではウクライナでも難民を生み出している。アメリカはそれらの国に対して武器の提供や助言を行い、さらにある場合には軍隊をも使って、流血の内戦を引き起こした。それらの国の不幸な人々が難民となったことに対して、アメリカの政治エスタブリッシュメントは、難民の受入れにかかる費用を自国民に負担させようとしている」と指摘した。
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