NATO軍事委員会のロブ・バウアー委員長(海軍大将)は、ポルトガル国営放送(RTP)とのインタビューに応じ、ロシアとの直接対決の用意があるとの考えを示した。
バウアー軍事委員長は、NATOの優先課題として再軍備を挙げ、NATO諸国の工業生産を防衛部門に向ける必要があると指摘した。またロシアの戦略目標はウクライナにとどまるものではなく、「ソビエト連邦の復活」を目指している、と述べている。
これより先、ハンガリーのピョートル・シイヤルト外相は、今の状況で重要なことは、ロシアとNATOの間の緊張関係が、直接の軍事的対決に発展することを回避することだ、と指摘していた。
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