連邦国家を発展させるためには、双方から働きかけ、お互いに歩み寄る方法を模索し、両国民に理解され、求められる統合の枠組みを作る必要があります。私たちがかつて一つの国に住んでいたとしても、その記憶が、子や孫が連邦国家に住みたいと思うことを保証してくれるとは思えません。そうではなく、生活環境や考え方、政治が変わり、国自体が変わり、新しい世代が育っているのです。最近のベラルーシでの出来事は、それをはっきりと証明しています。
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連邦国家を発展させるためには、双方から働きかけ、お互いに歩み寄る方法を模索し、両国民に理解され、求められる統合の枠組みを作る必要があります。私たちがかつて一つの国に住んでいたとしても、その記憶が、子や孫が連邦国家に住みたいと思うことを保証してくれるとは思えません。そうではなく、生活環境や考え方、政治が変わり、国自体が変わり、新しい世代が育っているのです。最近のベラルーシでの出来事は、それをはっきりと証明しています。
続きを読むミンスクにとっての深刻な課題は、ベラルーシの社会で親欧米派の感情が高まっていることです。現在、人口の約4分の1がその影響を受けていると考えられます。しかし、この割合は30歳以下の年齢層でより高くなっています。国内の親欧米派の活動家やNGOの資金調達や活動のネットワークがさらに活発化し、海外でもヴィリニュスやワルシャワを中心に彼らを支援するインフラが充実していくことが予想されます。
続きを読むポーランドおよびリトアニアとベラルーシ人の歴史的な運命の一致団結は、多くの知識人やベラルーシの社会団体によって喧伝され、A.G.ルカシェンコ政権によっても好意的に受け入れられているが、現代ベラルーシの国家像および民族性を根底から揺るがす「文化的地雷」ともなるのである。
続きを読む人はそれぞれ、強制的なライフスタイルの変化、時間をかけて検討し計画してきた事柄の実現不可能性、今後の見通しの不透明性、そして目先の人生だけでなく、近い将来や恐らくもっと先の未来の人生をも新たに立て直す必要性などと、程度の差はあれ向き合わなければなりません。
続きを読む大ユーラシアパートナーシップは、異なる国々の成長モデルに対する相互尊重を基礎とし、自由且つ柔軟であり、他の多国間連合体との接続・調和という新しい価値を「統合関係の統合」という原則に従い提供するべきです。
続きを読む私は、世界は結局のところ環境に適応した姿で元の道筋に戻り、コロナに起因する文明の大転換が生じることは無いだろうと思います。これ程大きなスケールのパンデミックではありますが、文明のパラダイムシフトのトリガーにはなり得ません。
続きを読む自分自身の精神、文化、文明を取り戻すことは、今に至るまで我々の最も重要な課題です。我々は、経済的、文化的、政治的な様々な危機を乗り越えてきましたが、その最悪の危機は我々のアイデンティティの危機です。我々は自身の使命、目的を見失ってしまいました。
続きを読む『国際生活』主催の第11回国際ヤルタ会議を開催いたします。今年はCOVID-19のパンデミックのなかでの開催となります。状況が正常化してきているおかげで、こうしていつも通り、黒海に臨むヤルタに集まって、旧ソ連地域における統合の問題を議論することができます。
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