上海協力機構・第20回記念サミット:イランのことなど

ウラジーミル・サージン ロシア科学アカデミー東洋学研究所主任研究員、歴史学博士 上海協力機構(SCO)の記念サミット タジキスタンの首都ドゥシャンベでは9月16日から17日にかけて、第20回目となる上海協力機構(SCO)の記念サミットが開催された。タジキスタンのエモナリ・ラフモン大統領(議長)、カザフスタンのカシィム=ジョマルト・トカエフ大統領、キルギスタンのサディル・ジャパロフ大統領、パキスタン

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『フォーリン・アフェアーズ』誌 アメリカの制裁政策は役に立っていない

アメリカの外交誌『フォーリン・アフェアーズ』が指摘するところによれば、ここ数十年のアメリカの外交政策は経済制裁という一つの手段に頼っていることが明らかだという。 「ほぼすべての外交問題において制裁という答えを出してきた。最初のバラク・オバマ政権の間、人権侵害から核兵器の拡散、領土主権の侵害に至るまで、さまざまな理由により、年平均で500の法人に対して制裁を加えてきた。ドナルド・トランプ政権になると

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WHO IS MR BIDEN? ジュネーブ会談後も解けない謎

オレーグ・カルポビッチ ロシア外務省附属外交アカデミー 現代国際問題研究所 所長 ニキータ・トレチャコフ ロシア政治学会 エキスパート (翻訳:青林桂) ジョー・バイデンが第46代米大統領に就任してから5か月が経過した。この間、米国は様々な内政・外交課題に直面し、政府は都度迅速な対処を余儀なくされた。こうした課題に対するバイデン政権の反応は、さらにオバマ政権やトランプ政権が講じた対策と比較すること

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ロシア外務省:アメリカにとって快適なヘゲモニーは過去のものとなった

アメリカのジョー・バイデン大統領が、ロシア経済は核兵器と石油のみに依存していると述べたことについて、ロシア外務省報道局のアレクサンドル・ビカントフ次長は、それは間違った考えに基づいているとの考えを明らかにした。リアノーボスチ通信が伝えた。 バイデン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「問題」を抱えており、「それは彼をより危険な存在にしている」と話した。バイデン大統領はジュネーブで実施さ

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日本とバルト諸国  その対中国戦略に果たす役割

オレグ・パラモーノフ ロシア外務省国際関係大学東アジアSCO研究センター上級学術研究員 7月上旬、日本の茂木敏充外務大臣は初めてのバルト諸国歴訪を実施した。今回の歴訪の表向きの理由は、日本が常任理事国を務めていた国際連盟の100周年というものだった。日本の各メディアは今回の歴訪の目的を、国際舞台において増大する中国の影響力の抑止と報じている[1]。結果をみても、それに疑問はないだろう。 日本がEU

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ジュネーブで露米戦略安定協議が実施

リアノーボスチ通信が関係者の話として伝えたところによると、交渉は約7時間行われた。 交渉終了後アメリカ国務省は、協議が専門的で中身の濃いものになったことを明らかにしている。両国は9月末にもう一度協議を実施することで合意し、事前の非公式協議も実施する予定。 ロシア側団長はセルゲイ・リャプコフ外務次官、アメリカ側団長はウェンディ・シャーマン国務副長官。 7月27日セルゲイ・リャプコフ外務次官は、ロシア

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